長野県でおすすめのエコキュートメーカー・モデルとは？我が家に合った選び方も解説

長野県はまだまだガス給湯器を使っている世帯が多いものの、エコキュートも少しずつ普及しています。
電気でお湯を沸かすエコキュートは環境に優しく、省エネ性にも優れていることから人気が高まっています。
エコキュートを導入するにあたって、家族構成や求める機能、設置する地域環境などに考慮してメーカーやモデルを決めなければなりません。
そこで今回は、長野県で人気のエコキュートメーカー・モデルやエコキュート選びのポイントなどをご紹介します。

【長野県】人気のエコキュートメーカー3選

エコキュートを販売するメーカーは複数あり、それぞれ特徴が異なります。
まずは、長野県で人気のメーカーを3社に厳選してご紹介しましょう。

パナソニック

パナソニックは2020年度に省エネ大賞を受賞しており、環境や家計に考慮した高い技術力を持つことが特徴です。
その技術はエコキュートにも生かされており、高性能なエコキュートを用意しています。
センサーが入室を感知して自動で温度の過熱や自動保温を行う「AIエコナビ」、シャワーの温度と流量を同時に変動して節水する「リズムeシャワープラス」などの省エネ機能が搭載されたモデルがあります。
また、エコキュートの市場でもトップクラスのシェア率を誇るのも魅力です。

ダイキン

ダイキンはヒートポンプを空調設備にいち早く取り入れたメーカーで、そこで培われた技術を活かしてエコキュートも提供しています。
給湯圧力は業界でもトップクラスを誇るので、安定した水圧でお湯を使えることが強みです。
また、エコキュートの全モデルで井戸水に対応しているので、水質判定基準を満たせば井戸水・地下水地域でも好みのモデルを設置することができます。
また、一般的にエコキュートで使用が控えられるにごりタイプの入浴剤も使えるメリットもあります。

三菱電機

三菱電機のエコキュートもシェア率が高く、導入実績が多いメーカーです。
省エネ性が優れているのはもちろん、お風呂の快適性や清潔感にこだわった多彩な機能を搭載したエコキュートを展開しています。
例えば、深紫外線によってお湯を除菌してくれる「キラリユキープPLUS」、栓を抜くだけで自動的に配管の掃除をしてくれる「バブルおそうじ」などの機能があります。
タンク容量が180～550Lまであるので、幅広い家族構成に適したモデルを選べることもメリットです。

【長野県】人気のエコキュートメーカーのおすすめモデル

続いては、長野県で人気のエコキュートメーカー3社で、おすすめのモデルをチェックしてみましょう。

パナソニックのおすすめモデル

パナソニックのおすすめモデルは、Fシリーズの寒冷地向け仕様です。
タンク容量は、370L（3～5人用）と460L（4～7人用）の2種類です。
給湯タイプは、ウルトラ高圧フルオートとなっています。
このエコキュートには高圧貯湯タンクを搭載しているので、給湯圧力が高く、複数の場所で同時にお湯を使った場合も安定した出湯量を保てます。
2階や3階にお風呂・シャワーを設置する場合も、お湯の勢いが減る心配がありません。
AIエコナビやリズムeシャワープラスなどの省エネ機能や配管自動洗浄といった便利機能も備わっています。

ダイキンのおすすめモデル

ダイキンのおすすめモデルは、フルオートタイプのパワフル高圧/角形（寒冷地仕様）です。
こちらは370L（3～5人用）と460L（4～7人用）の2種類のタンク容量を用意しています。
給湯圧力320kPaのパワフル高圧給湯に対応しているので、階数を問わず安定した流量でシャワーを使うことが可能です。
お湯張りの時間は階数や設定湯量によって異なりますが、10～20分程度となっています。
また、貯湯タンクに搭載されるUV除菌ユニットによって、お湯が通るたびに除菌してくれるので、綺麗なお湯で入浴を楽しむことが可能です。

三菱電機のおすすめモデル

三菱電機のおすすめモデルは、Sシリーズの寒冷地向け仕様です。
180L・370L・460L・550Lの4つのタンク容量を用意しているので、家族構成やライフスタイルに合わせて選べます。
給湯タイプはフルオートタイプとなっており、通常の追い焚き機能に加えてマイルドと急速の2種類のモードを使うことが可能です。
マイルドモードは、入浴しながらも温度を上げることができ、急速モードでは最大能力を発揮して素早く設定温度まで上げることができます。
給湯圧力290kPaのハイパワー給湯に対応しているので、短時間でお湯張りが可能です。
また、お湯を同時に使用する時や2～3階でもシャワーから出るお湯の勢いが減る心配がありません。

【長野県】人気のエコキュートメーカーの保証制度を比較

長野県で人気のエコキュートメーカーの保証期間は以下のとおりです。

冷媒系統・タンクの無償保証は3社とも同じですが、本体に関しては三菱電機が3年となっています。
また、どのメーカーも有償で延長保証制度を利用でき、無償のメーカー保証も含めて延長期間を延ばすことが可能です。

延長保証の申込期限はメーカーごとに異なります。
三菱電機は購入日から3ヶ月以内と、3社の中でも最も早いので申請のし忘れに注意しましょう。

エコキュートの設置にかかる費用相場をチェック

エコキュートの設置にかかる費用相場は、工事費を含めて20～60万円前後です。
モデルの種類やタンク容量、工事の状況などによっては100万円前後になる場合もあるでしょう。
エコキュートはタンク容量が大きく、多機能なものほど本体価格が高くなり、設置費用も高くなります。
そのため、価格と機能のバランスに考慮して設置するエコキュートを決めましょう。
また、施工する業者によっても費用は変わってきます。
いきなり1社に依頼するのではなく、相見積もりを請求して料金を比較して選ぶことをおすすめします。

長野県でエコキュートを選ぶ時に押さえておきたいポイント

エコキュートは適当に選んでしまうと、タンク容量不足や欲しい機能が搭載されていない、機能が多すぎて使いこなせないといった失敗につながってしまいます。
ここで、エコキュートを選ぶ際に押さえておきたいポイントを見ていきましょう。

設置場所や地域環境をチェックする

エコキュートを構成するヒートポンプユニットと貯湯ユニットは、一般的に屋外に設置します。
まずは、設置するスペースの広さを確認してください。
スペースにゆとりがあれば角型、スペースが狭い場合はスリム型・コンパクト型のエコキュートを選ぶことになります。
また、設置する地域環境に合わせて、一般地向けか寒冷地向けか、エコキュートの仕様を決める必要があります。
最低気温－10℃までなら一般地向けで十分ですが、－25℃までになる場合は寒冷地向けを導入することになります。
長野県は冬になると寒気が流れ込んで気温が氷点下になり、雪が降る地域も多いです。
寒さや雪によって故障するリスクがあるので、寒冷地向け仕様が適しています。

家族構成やお湯の使用頻度から適したタンク容量を考える

エコキュートの貯湯タンクの容量は様々あり、家族構成やお湯の使用量に合わせて選択することになります。
家族構成ごとのタンク容量の目安は以下のとおりです。

2～3人：180～300L
3～4人：370L
4～5人：460L
5～7人：550L以上

上記の容量はあくまでも目安であり、ライフスタイルにも考慮して選ぶようにしましょう。
例えば、家にいる時間がなくお湯の使用頻度が多い場合は、目安のタンク容量では足りない可能性があるので大きめの容量を選ぶと安心です。
外出している時間が長くお湯の使用頻度が低い場合、ワンサイズ下げても良い可能性があります。

給湯タイプを選ぶ

エコキュートには、フルオート・オート・給湯の3つの給湯タイプがあります。
フルオートタイプは、自動湯張り・足し湯・保温といった機能が搭載されており、高性能なエコキュートです。
オートタイプは自動となっているのがお湯張りのみですが、手動で足し湯ができ、フルオートに近い機能・性能を有しています。
給湯タイプはシンプルに給湯に特化したタイプで、蛇口からお湯を出してお湯を貯めたり、足したりする必要があります。
どのタイプを選ぶかによって、使える機能や本体価格が変わってくるので注意しましょう。

メーカーの特徴や機能をチェックしておく

メーカーごとに価格や強み、独自の機能などに違いがあるので、しっかりチェックして比較しましょう。
求める機能は家庭ごとに異なるので、どの機能が欲しいのか優先順位を決めておくのがおすすめです。
そして、上記で決めた条件にマッチするモデルがあるメーカーを選びましょう。

まとめ

今回は長野県で人気のエコキュートメーカーやおすすめモデル、設置費用の相場、選び方などをご紹介しました。
エコキュートは、求める機能や必要なタンク容量などの条件によって、最適なメーカー・モデルが異なります。
そのため、我が家ではどんなエコキュートが必要なのか条件を決めた上で、メーカー・モデルを選びましょう。
また、長野県は冬場になると気温も低くなるので、寒冷地仕様に対応しているモデルを選ぶようにしてください。

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