エコキュートは省エネが可能な給湯器として、オール電化住宅やガス併用住宅などで採用されています。
エコキュートは一般的な給湯器に比べて効率的にお湯を沸かせるものの、使い方次第ではさらにムダを抑えることが可能です。
ムダなエネルギー消費が減れば、さらなる光熱費の削減にもつながるでしょう。
そこで今回は、エコキュートでより光熱費を抑えたい方におすすめの、節約ポイントをご紹介します。
エコキュートに切り替えたのはいいものの、もう少し光熱費を抑えたいと考えている方は、ぜひ参考にご覧ください!

エコキュートはなぜ光熱費が安くなるのか?

そもそも一般的なガス給湯器と比較して、なぜエコキュートは光熱費を抑えられるのでしょうか?
その理由はお湯を夜間に作り、貯めているからです。
従来のガス給湯器には水道管・ガス管・電源線が接続されており、お湯の蛇口をひねるとガス給湯器のバーナーが作動します。
バーナーによって熱が生まれると熱交換器によって水がお湯になり、蛇口からお湯が出てくるようになるのです。
ガス給湯器にタンクはないため、使用するタイミングでお湯を作ります。
しかし、エコキュートの場合は電気料金が安くなる夜間にお湯を作り、貯湯タンクに貯めておくことが可能です。
貯めたお湯を使うので、日中はお湯を沸かすこともほとんどありません。
そのため、日中にお湯を使うタイミングでガスを使用する従来のガス給湯器よりもエコキュートは光熱費を安く抑えやすくなるのです。

エコキュートの効果的な設定方法

エコキュートで光熱費のさらなる節約を目指したい方は、設定方法を見直してみましょう。
エコキュートではお湯の温度から沸き直し・沸き増しなど、様々な設定が可能です。
この設定を変えるだけで光熱費の節約も可能になります。ここでは具体的な設定方法についてご紹介しましょう。

給湯温度や保温の設定

給湯温度の設定を高くしていると、その分エネルギーを消費することになるため光熱費も上がりやすくなります。
光熱費を少しでも抑えたいのであれば、給湯温度は50℃程度にしておくのがおすすめです。
ただし、給湯温度を抑えることでお湯も冷めやすくなることから、お風呂に入る時はなるべく家族で間隔を空けずに入るようにした方が良いです。
お湯が冷めてしまっても保温機能によってお湯の温度を維持できます。
ただし、保温設定はその分光熱費も上がりやすくなるので注意してください。
基本的には保温設定はオフにしておき、どうしてもお風呂に入る間隔が空いてしまう場合には保温設定を入れるなどの対策が必要です。
また、お風呂の温度がぬるくなった時は追い焚きではなく、高温足し湯に切り替えた方が光熱費の節約につながります。

湯量の設定

一般的に、お湯を使用する量は夏になると減り、冬になると増えるものです。
そのため、エコキュートでも冬は沸き上げの回数が増え、逆に夏はお湯が余ってしまう場合も少なくありません。
ムダを削減し、光熱費の節約を目指すためにも、湯量はシーズンごとに設定を見直すのがおすすめです。
例えば冬は沸き上げする湯量をあらかじめ増やしておくことで、後からムダに沸き上げが発生しないようにできます。

自動沸き増し設定

自動沸き増し設定とは、貯湯タンク内のお湯が少なくなってきた場合、自動で沸き増しを行ってくれる設定です。
ほとんどのエコキュートには自動沸き増し設定が搭載されていますが、場合によっては電気代が高い日中に沸き増しをする可能性もあるので注意しなくてはなりません。
自動沸き増し設定は常にオンにするのではなく、「今日はもうお湯は使わないから沸き上げる必要もない」と感じたらオフにしておくのがおすすめです。

ムダなエネルギー消費を抑えるコツ

エコキュートでムダなエネルギー消費を抑えるためには、お湯の使い方を工夫することも大切です。
続いては、ムダなエネルギー消費を抑え、光熱費を節約するコツについてご紹介します。

お風呂の水位はちょうど良い高さに設定する

浴槽にたっぷりとお湯を貯めてしまうと、その分必要な沸き上げに必要なお湯の量も増えてしまいます。
なるべくお風呂の水位は、人が入った時にちょうど良い高さになるよう設定しておきましょう。
また、たまには半身浴でお湯の量を少なくすることも、光熱費を節約するのにおすすめの方法です。
半身浴は全身浴に比べて水圧がかかりにくく、体への負荷が少なくなります。
長めに入ってものぼせにくいため、血行が良い状態をキープでき、むくみの解消にも繋がります。

入浴し終わったら蓋をする

お風呂はどうしても冷めてしまうため、入浴し終わったら次の人が入るまでなるべく冷めないよう蓋をしておくと良いです。
風呂蓋を利用するだけで浴槽内の熱が外へ逃げにくくなり、お風呂の温度をキープしやすくなります。
お風呂の温度がキープできれば追い焚きをする回数も減り、ムダにエネルギーが消費されることもありません。
また、風呂蓋はお風呂の中に体や髪を洗った時の水が入ってしまうことも防げるため、ある程度綺麗な状態も維持できます。

ヒートポンプの周囲に物を置かない

エコキュートは貯湯タンクとヒートポンプユニットの2つに分かれています。
ヒートポンプユニットは空気の熱を取り込み、お湯を作る役割を持っています。
もし、このヒートポンプユニットの周りに物がたくさん置かれていると、空気をうまく取り込むことができず、熱を生み出す際の効率が悪くなってしまう可能性が高いです。
そのため、効率良くお湯を作り出すためにも、ヒートポンプの周りには物を置かないように気を付けましょう。

電気料金プランの見直しも検討してみる

エコキュートを導入する際に電気料金プランを見直した方も多いでしょう。
夜間の電気代が安くなるプランに乗り換えたことで、以前より光熱費が削減したと感じる方もいます。
しかし、夜間の電気代が安くなるプランは総じて日中の電気代が高くなるよう設定されているケースが多いです。
そのため、日中に在宅している時間が長かったり、テレワークをする機会が多かったりすると、光熱費の削減効果をいまいち感じられないかもしれません。
各家庭によってライフスタイルは異なるため、自分たちの生活に合った電気料金プランを選ぶことが大切です。

また、電力会社によっては不定期ではあるものの、キャッシュバックなどお得なキャンペーンを実施している場合もあります。
せっかく乗り換えるのであれば、よりお得に乗り換えられるようキャンペーンを活用してみるのもおすすめです。
ただし、キャンペーンで加入した場合は一定期間の契約が必須となっている場合も多く、途中解約をすると違約金が発生する恐れもあります。
いくらキャンペーンでお得になったとしても、その後の光熱費まできちんとお得になるのか慎重に検討することが大切です。

なお、電気料金プランの中には一度解約してしまうと再度加入できないプランもあります。
これは電気の需要増加に伴い、新規受付を停止しているプランがあるためです。
現在加入しているプランが新規受付を停止している場合、本当に変更しても問題ないかチェックするようにしてください。

まとめ

今回は、エコキュートで光熱費をさらに節約する方法についてご紹介してきました。
エコキュート自体が従来のガス給湯器に比べて光熱費を節約しやすい仕組みになっていますが、さらに光熱費を節約するには設定やお湯の使い方を見直す必要があります。
また、電気料金プランを自分たちのライフスタイルに合ったものに変更することで、光熱費の削減につながります。
今回ご紹介してきた方法を取り入れて、ぜひ光熱費の節約を目指してください。

チカラもち松本店では、最短で即日訪問・即日お見積もりの提出が可能です!
エコキュートの交換は10年と言われています。快適な生活を送るために、不具合やエラーが起きる前にまずはチカラもち松本店までご相談ください。

お見積もり・現地調査は完全無料です!

▼お電話で相談・お見積もりの方はコチラ▼
0120-323-838

▼お問い合わせフォームからの相談はコチラ▼

フォーム

▼写真を撮って気軽に相談できる!LINE匿名相談はコチラ▼

LINE匿名相談